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吹奏楽部スタッフのブログです。
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福田南中の皆さんと


10月12日の午後、福田南中学校の芸術鑑賞の時間に吹奏楽部が招かれ、演奏の機会をいただきました。
会場校の体育館は、ほんの1週間程前、マーチング中国大会の出場を控え練習会場に提供いただいたありがたい場所でもあります。
 
1週間前のマーチング練習の様子

この日は、吹奏楽コンクールやマーチングコンテストの演奏曲からチョイス。このうち、この春コンクールの自由曲に決めた「復興」は、忘れてはならぬ今年7月の豪雨で被災された方々の復興への願いを込めて演奏しました。中学生や先生方も熱心に聴き入っていました。
  


このほか、福田南中の皆さんにも指揮者として演奏に参加してもらいました。同じ曲でも指揮者によって変わる演奏の違いを実感し楽しみました。

 
中学生の指揮で「アルセナール」を演奏

後半のポップス曲では会場も一体となった手拍子で盛り上がり、約1時間の演奏会があっと言う間に終わりました。
吹奏楽に携わったことがない生徒からも「演奏に鳥肌が立ちました」とコメント。
中学生の楽しんだ様子に部員たちも大満足。
お招きいただいたことに感謝するとともに、部活動の良い経験となりました。


倉敷高等学校では、依頼演奏を随時受け付けています♪

茜色の空に光るもの

10月7日、第31回全日本マーチングコンテスト中国大会に出場しました。

中国大会開催の地、出雲(島根県立浜山公園)。

ここは、中国各県の代表として実績と経験豊富な学校が名を連ねる大舞台。
倉敷校は本年度からマーチングコンテストへ出場し、挑戦者としてここに立たせていただきました。

この夏、吹奏楽コンクール中国大会後に動き始めた頃を思い浮かべると、今日の本番の扉が開き駆け出していく姿は、たくましささえ感じました。
声援のもと、41人は精一杯の演奏と演技を行いました。


審査結果は「金賞」。閉会後、子どもたちは外で待つ先生や保護者に拍手で迎えられました。
日が暮れた空は茜色。子どもたちの目には涙。
この時間、この気持ち。貴重な「経験」をさせてもらいました。

皆が一つになり目標に向かう姿。マーチングを通じ本当にいいチームに成長しました。
この空の下、光る涙の色こそ本当の賞の色。
最後の大会となった6人の3年生。陰で耐えながら泣いていた姿は絶対に忘れません。

出場が叶わずサポートしてくれた部員。活動環境や準備いただいた保護者の皆さま。そして関係者の皆さまの心強い大きな声援。この部で一緒に活動できたことを喜ぶ言葉。
この子どもたちにとってこんなに幸せでありがたいことはありません。
心から感謝いたします。
ここに至るまでに経た経験。出雲で得た経験。この宝物を胸に、会場を後にしました。

体育祭で演奏を披露

9月28日、晴
倉敷高等学校グラウンド


秋晴れのもと、体育祭が開催されました。体育祭で行われる部活紹介で、文化部はパレードを行います。

 
今年のパレードは、吹奏楽部がマーチングコンクールの出場をひかえて日頃練習している演奏曲をバックに、行進を行いました。

与えていただいた新たなるステージに向け

第59回岡山県吹奏楽コンクールが8月6日から倉敷市民会館で開催。(主催:岡山県吹奏楽連盟ほか)
本校は11日、高校A部門の2日目にプログラム20番として出場いたしました。
コンクール迫る約1か月前。西日本を襲った豪雨災害。本校地域周辺も寮を含め、数多くの家屋が床下浸水などに見舞われました。想像もしない光景を目の当たりに恐怖を感じつつ過ごした夜、練習できない日を過ごしました。
そして迎えた県コンクール。会場付近の美観地区は心なしか観光客は少なめ。災害の影響と店員さん。蝉の鳴き声も寂しげに聞こえます。しかし、大会会場に入るといつものように熱気に包まれ、各校の演奏が元気に響いていました。
今、こうして活動できること。皆が元気で今日を迎え大会に出場させていただくこと。こんなにありがたいことはありません。被災地域には未だに部活が困難な学校があると聞きます。
私たちにできること。それは、精一杯の想いを音に込め演奏させていただくことだと思っています。
猛暑が続く最中、主催者をはじめ大会運営に携わる多くの方々や学生スタッフの皆さまに、心より感謝いたします。
 
今大会の結果、中国大会への推薦をいただきました。
いつも活動を支えていただいた皆さまと喜びを噛みしめました。
次の与えれたステージに向け、更なる精進をしてまいります。